リオ五輪への高まりの裏で、ポケモンGOへのブラジル人の怒りが頂点に達していた

リオ五輪への高まりの裏で、ポケモンGOへのブラジル人の怒りが頂点に達していた

「ポケモンGO」ブラジルで未だにリリースされず

「革命的なゲーム」として、今月初めにアメリカを中心に世界的なヒットを飛ばしたアプリ『ポケモンGO』。スマホの位置情報サービスを利用したAR位置ゲームとして、家の中ではなく外でやるゲームは、世界中のゲーマーをお天道様の下へ引きずり出した。

iOS、Android対応のスマートフォンアプリ「ポケモンGO」の大ヒットは、今更説明するまでもないでしょう。

しかし現時点では、ブラジルでの「ポケモンGO」のリリースは噂だけで、公式なリリースの発表はまだないという。

リオ五輪を数日後に控えた現段階で、ブラジル国内で「ポケモンGO」は未配信となっています。

7月13日、ブラジル・リオデジャネイロ市長のエドゥアルド・パエス氏が、ブラジルでもスマートフォン用アプリ「ポケモンGO」を配信するようにFacebookで任天堂に呼びかけました。

だいぶ前にリオ市長も「ポケモンGO」のブラジルでの配信開始を訴えかけましたが、8月2日現在、未配信の状態が続いています。

「ポケモンGO」のTwitter公式アカウントが、日本でのリリースを宣言したツイートについたコメントは9割がブラジルでのリリースを求めるものでした。

海外の選手達からも不満続出

世界中の注目を集めるであろうオリンピックの開会式まで10日を切った7月26日(火)、現地メディア「オ・グローボ」と「グローボ・エスポルチ」が、ブラジルではまだ「ポケモンGO」がリリースされておらず、何名かのアスリートが、ゲームができないことを嘆き、苦情の声も上がっていると伝えている。

24(日)から、世界各国のアスリートたちが選手村入りしている。しかしアスリートの中には、母国ですでに「ポケモンGO」がリリースされており、ゲームを楽しんでいた人たちがいて、そのうち何人かがリオではまだプレイできないことに気づいたという。

すでに母国でプレーしていた選手たちは「リオにポケモンがいない」とSNS上で悲鳴。不備が伝えられる選手村などの施設とともに“モンスター”不在も不満の一因のようだ。

「ブラジルには(「ポケモンGO」)がないって、どういうこと!? 聞いてないわ! カナダではものすごくプレイされているわ。ここにあるスマホにアプリケーションがないことに気づいていなかった…。(噂どおり)来週にはプレイできますように、ほんと、お願いしたいわ」(ディアン・ローズ)

カナダの女子サッカー代表のひとりディアン・ローズさんのコメント。

「私は『ポケモンGO』が大好きです。だから、オリンピック村にもあればよかったのに。ここアメリカ合衆国では(毎日)1~2時間はこのゲームを楽しんでいます。私の場合は外を歩いているときにプレイしているのでトレーニングの妨げにはなっていません」(アビゲイル・ジョンストン)

アメリカ合衆国のアスリート(ロンドンオリンピック水泳飛込競技の銀メダリスト)、アビゲイル・ジョンストンもその中のひとり。

水泳飛込競技のアビゲイル・ジョンストン選手。

あの日本選手も被害を被っていた

選手村入りした体操のエース、内村航平選手。

体操男子でリオデジャネイロ五輪金メダル候補の内村航平選手が7月31日、爆発的な人気を集めているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」にまつわる冷や汗もののエピソードを明らかにした。

事前合宿地サンパウロでのこと。ふと携帯電話の通信料を確認した内村は、目を疑った。「50万円…」。何度も見直したが間違いなかった。

思い返すと、ブラジル入り後に「ポケモンGO」のアプリをダウンロード。現地で未対応なことを知らずに使い続けていた。

データ通信の設定を誤り、定額制プランから外れていたという。「あの日の食事会場での航平さん、表情が死んでいました」と白井健三(日体大)。日本の妻に報告すると、あきれられた。

体操の内村選手の『通信料50万円』ニュース、「ポケモンGOの通信量は大したことない」「ブラジルではポケモンGO未対応」な点をよく考えてみると、本当はポケモンGOをやってなかったんじゃないかという説が真実味を帯びてきますね。 誰かがツイートしてたけど、ポケモンGOじゃなくてアダルt

本当はポケモンGOではなく、別の利用料なのでは…という疑念も…。

Kohei Uchimura hit with huge bill for playing 'Pokemon Go' in Brazil. tw.nbcsports.com/dF6I pic.twitter.com/H12feSddS3

このニュースは海外メディアでも盛大に取り上げられた。

逆恨み? ナイアンティック社CEOのTwitterもハックされる

「ポケモンGO」開発元の米ナイアンティック社のCEO、ジョン・ハンケ氏。
彼のTwitterアカウントが7月31日、ハッキングの被害に遭いました。

著名人のTwitterアカウントに対する攻撃が続いているが、今回新たに被害に遭ったのは、「Pokemon GO」の開発元であるNianticの最高経営責任者(CEO)、John Hanke氏だ。

米国時間7月31日、Hanke氏の1万6000人のフォロワーに対して一連のツイートが発信された。「OurMine」というハッシュタグが付けられ、ブラジルのためにハッキングしたと主張する内容だった。ブラジルではまだ、Pokemon GOがリリースされていない。

乗っ取り行為の目的は定かでありませんが、ブラジルでは現在までに『ポケモンGO』が配信されておらず、正式リリースを求めるメッセージとして読み取れる可能性があります。

ハックされたジョン・ハンケ氏のTwitter。
犯人の投稿には「#POKEMONGOBRAZIL」のハッシュタグも見られる。

仮に配信開始されても…ブラジルでの「ポケモンGO」には要注意を

いよいよリオ五輪も開幕間近ということで、ブラジルへの渡航準備を進めている人もいるのではないだろうか。「オリンピックのついでにブラジルでレアなポケモンもゲットしちゃお♪」なんて、『ポケモンGO』を起動させながらワクワクしている人も多いかもしれない。

しかしちょっと待ってほしい。ブラジルでの歩きスマホは、日本のそれとは比べものにならないほど危険だという。

リオの治安の点から、スマートフォンを持っていろいろな場所を歩きまわる「ポケモンGO」は危険ではないかとする声も一部ではあがっているもよう。

外務省の海外安全ホームページでも、リオデジャネイロは「外国人旅行者を狙った置き引き、ひったくり、強盗等がコパカバーナやセントロ地区を中心に頻発しています」と書かれています。

現地では五輪開幕の5日にサービス開始ともささやかれるが、ブラジルでも大旋風を巻き起こすのは間違いなさそうだ。

さて、どうなることやら…。

ポケモンはブラジルでも大人気。
早くリリースされると良いのですが…。

ブラジルで歩きスマホでポケモンGOをやってる無防備なバカを捕まえるのがバカモンGOで それがきっかけで警察が拘置所GOさせようとして 逃げようとした犯罪者との間で繰り広げられる銃撃戦であの世へGO

確かに犯罪に利用されたら怖いね。まだ、オープンしてないブラジルなんかでスタートしたら、いやしてもスマホを手に持って歩くこと自体がNGだが、リオ五輪でISが、何処ででもテロ起こせって発信してるから、モンスター提供して人を集めてテロ起こしたら大惨事よね。んー怖い。 #ポケモンGO

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